2017年10月29日日曜日

BBros:傭兵団といえばクリムゾン・イーグルス(Raymond E Feist Serpent War Sageより)

傭兵団とえいはSergeant Major である
レイモンド・フィーストの超巨大ファンタジー長編がある
日本では第1部リフトウォーサーガ4巻とその外伝3巻だけが翻訳されたまま放置(何時ものハヤカワクオリティであるなあ)
第2部のサーガはサーペントウォーサーガといって今から20年ぐらい前に完結した気がする。

これは好きでペーパーバック版が出るのを予約して買って読んでいた。
全4巻なのだが一番好きなのは、当然第3巻Rage of Damon Kingである。小さめの大陸(オーストラリアみたいな規模)の全土を上げて主人公達の住むKigdom of Islesを襲ってくるという無茶苦茶な話である。
もうねリフトウォーで大人気のジミー・ザ・ハンド(日本でもリフトウォーファンの間では人気ナンバー1)が王国の宰相になって西部地域の首都クロンドルもろとも敵を焼き払ってしまったり(焦土戦です)。外伝で少年だったニッキーがニコラス提督となって敵の大艦隊と壮絶バトルしたり。そらもー無茶苦茶すぎて面白いんだけど。

第1巻のShadow of a Dark Queenもそこそこ面白い。
第1巻はCrimson Eaglesという傭兵隊が件の大陸(ノビンダス)に派遣されて、そこで進行してる事態を探るって話なのだ。

Battle Brothers を始めるとすぐにNovindusのMODねえかなーって思った。この大陸はとある蛇人間の陰謀で大陸ごと遠征に駆り出されることになるのだが、各地には領主が割拠してBattle Brothersにぴったりな世界なのだった。
そうそう、Novindus大陸のその後もRaymond Feistは描いていて
サーペントウォーサガの後のコンクラーベ オブシャドウズの第3巻Exile Returnで詳しく描いている。それを読むと尚更Novindusの世界でプレイできるなーって思った。

すごく面白い超大作なのだけど翻訳されたのは10分の1ぐらいなので日本ではアルサ王子とジミー・ザ・ハンドぐらいしか知られていないのが残念でもある。

領主の息子を殺してしまったためにやむなくCrimson Eaglesに参加したエリックくんとか、その後のConclaveシリーズでは王国の総司令官になるんだけどKnight Marshalとかって名前は殆どこのシリーズで学んだんだよなぁ
Crimson Eagles の Sergeant Majorがまた格好いいんだ。
本を捨ててしまったので名前を確認できないのが悲しい







BBros: 戦術的にまじめにやらんとボコボコにされる

戦術級Gameはやはり戦術を競うものだった

Battle BrothersってGameに挑戦中である。
昨日、竜王戦を見る合間にプレイ
依頼の難易度最低ランク(ドクロマーク1個が最低)
なので安心して請負い、戦闘開始時も敵4人でコチラ8人、2:1のパリティである。
「こらもー余裕どすな」と舞妓はん気分で戦場に展開
いきなりボコられ昇天するウチの隊長!
『ああ、ドイツ産のゲームが手緩いはずがないのだな』理解

夜、Autosaveから再戦。
このGame親切設計で戦闘突入の直前にAutoSaveしてくれるのだ。
やり直してうまくなれよっていう心遣いで非常に嬉しい。

後で反省会をするつもりで自分の喋りなんかなしで録画だけしてた
2回目は非常に良好な戦績だったのだが、要因は2つ。
一つ目は自動生成されたMAPが有利だった。
二つ目は慎重に待てたことと弓が偶然だけど上手く狙える場所にいた。
2つとも偶然の要素なのだった。

弓は未だにどういう配置だと仲間がじゃまにならんのか全然分からん

2017年10月28日土曜日

Battle Brothers: Banditは友好的にならないのは普通かもな

Battle Brothersは悪人プレイもできるらしい
やったことないけど、CTRL+クリックで中立の相手を襲える
(ネトゲなどでもそんな仕様のあったな)
それは非常に良くできているなと思った。

傭兵崩れが嫌われ者になるのはありそうな話
そんなプレイスタイルもあって良いだろう
で、襲った街や地方領主から嫌われたり討伐隊(地方政府の正規軍や街で雇った傭兵団)が来るのも普通の展開。
Battle Brothersはそこは実装してくれている。

悪の組織Factionがあって仲間にしてほしいという考えをプレイヤーは持ちがちなのだが……
まず、同じ悪事を働く同業者はプレイヤーに敵対するのが当たり前って発想がないのは驚く(笑)
自分の縄張りで自分の獲物を取る競争相手を仲間意識で歓迎するというのはありえないでしょ、普通に考えてそれはない。
肉食動物が群れで狩りをする場合も、別の群れとは敵対しますぜ。
ライオンなどは群れ(一家)で狩りをするけど、当然別の一家とは激しく縄張りを争うわけで。

オブリビオンなどで盗賊ギルドとか暗殺ギルドとか1グループが和気あいあいと仲間を形成してそいつらだけってゲームに馴染んでしまってるのかもしれないけど、それが異常なので。
あれはお子様用のゲーム世界だから

反社会的な組織は全国ネットで和気あいあいには普通はならん
マフィアの映画見れば分かる、年がら年中内輪で殺し合ってる。

Battle Brothersはドイツのやつが作ったゲームなので
和気あいあいにはならんし、私はそれが好きだ。

お子様用とは書いたけどオブリビオンの名誉のために捕捉すると、暗殺ギルドは一応内輪もめを何度も描いてくれてる。
1) アルゴニアンの国家的暗殺組織の裏切り者の粛清
2) 内部に敵がいるらしいとアジトの全員を粛清
3) さらに幹部クラスの処刑の連鎖
問題はシナリオが複雑にならないようにしたのか一方的な処刑と粛清だけで終わる点。
ナイトマザーだってシシスから切られるシナリオもあれば
その地位を巡っての闘争劇でもあればオモロカッたのだが
そのあたり、やっぱサイドクエ扱いで安易な一本道

Morrowindの持つファクション間、ファクション内の相克がなくつまらんなぁって流れだったわ。
Morrowindはメインの話も非常に複雑でプレイヤーに決断を迫るわけでああいう大人用のゲームはあれを最後に消え去ったのかもとも思う。












2017年10月8日日曜日

CK2 de facto が de dure を改定する時

100年間保持するとDe jureを書き換えさせることができるとは…
ちょっと感動したのだった
クロアチアを領国化して100年経ったなんてプレイヤーは気にもとめなかったのだ。
Gameはしっかり記憶してくれていて…
なんか嬉しかった

2017年10月5日木曜日

CK2 Prince Elector 選定候 選帝侯 うーん

CK2でHRE皇帝の選挙に参加して来た
このGame、通常プレイでは1066年が基本なのだDLCでもっと前からできるけどそれは基本デザインの範囲外なのでルール設計的には1066をメインターゲットにしてるはず。

ところで神聖ローマ帝国の帝位が弱くなって「大空位時代」があったと高校の世界史では習った。その時に選挙侯のことも写真入りで見た記憶がある。
当時は名前だけの神聖ローマ帝国皇帝ってイメージだけで気にもとめなかったのだけど……

CK2をやってて選挙にも参加できるとなると気になるのが
『神聖ローマ帝国皇帝の選挙って何年から?』始まったの?であった。
『1066年にはまだなってないだろー』とも思ったのだ

調べてみると、選挙で選ぶのは「ローマ王」の王であって
そのローマ王に教皇が「神聖ローマ皇帝」として「帝位」を授ける仕組みらしい。1100年代には行われたことがあるらしけど、形式が整うのは1300年代辺りからのようだ。

調べてて関係ないけどハンガリー王プレイヤーとしては驚きの事実を知ったのだが、神聖ローマ帝国の基礎を築いたオットー1世の権威を確立させるのに『レヒフェルトの戦い』というのがあって、そこでのやられ役はハンガリー王(マジャール人)アルパード家の王だったらしい955年っていうからGame開始1066年のたった100年前

ふーむCK2の時代って神聖ローマ帝国の歴史でもあるんやなと
全然知らんことばかりで参ってしまうな